ぺんぎん発信

ぺんぎん学校ICT教育発信

先生向けの教育システム関連ブログです。 セキュリティ、校務支援システム、授業支援システム、ネットワークなどなど学校で「使える」情報をお伝えします。

校務支援システム導入後の学校はどうなった?②

前回の続きです。

 

www.penginedu.com

f:id:swpxd690:20170604190755p:plain

 

管理職の仕事

 

全校児童生徒の顔と名前が一致

 

写真一覧を作成

 大規模校であればあるほど、校長先生・教頭先生にとって児童生徒の顔と名前を一致させることは大変困難です。

「校務支援システム」に児童生徒の顔写真を登録します。写真一覧を作成することができ、写真とともに名簿を確認することができます。顔と名前が一致していると、名前を呼んで児童生徒に声を掛けることができますね。

 

当日の学校全体の出欠情報を把握

 

学級閉鎖の判断や行事延期の決定が迅速にできる

 インフルエンザが流行する時期などは、いち早く出欠状況を把握し、学級閉鎖の判断を下す必要があります。

 当日の遅刻・欠席情報とその理由を「校務支援システム」に入力すると、児童的に学校全体の出欠状況が集計されます。学校全体の出欠状況は、校長室、職員室、保健室、普通教室などから確認できます。

 どの学年に欠席者が多いか、インフルエンザの流行が始まっていないかなど、正確な情報を得ることができます。その上で、学級閉鎖や午後の授業打ち切りの判断、当日の行事を延期するかどうかの決定などを迅速に行うことができます。

 

児童生徒それぞれの出欠席を把握

 

生徒指導上、気になる児童生徒の状況を把握

 学級担任だけではなく、管理職や生徒指導担当の先生たちにとっても、不登校気味の児童生徒は気にかかるものです。

「校務支援システム」を利用すれば、当日の早い段階で出欠を把握することができます。欠席の場合は学級担任と対応を考えるなど、迅速な判断が可能となります。

 

長期欠席者の把握

 「校務支援システム」を利用すれば、長期欠席者を一覧で把握することができます。記憶や勘に頼ることなく、欠席日数や欠席理由などの正確な情報を得ることができ、適切な指導へつなげることが出来ます。

 この情報が、教育委員会への報告資料作成にも役立ちます。

 

授業の進捗状況や学習状況を把握

 

授業の遅れにすぐに対応

 学級閉鎖や臨時休校が続いた場合や経験の浅い教職員の授業の遅れなどは、管理職にとっては心配になります。

「校務支援システム」を利用すれば、各学級・各教科の授業の進捗状況を把握することができ、遅れがある場合に迅速な判断や適切なアドバイスをすることができます。

 

学習状況を把握して問題発見

 全学級の成績を通して確認することで、各学級の評価が妥当かどうか適切なアドバイスをすることができます。また、前学期の成績と比較することで、急に成績が下がった児童生徒など、問題の発見につながるケースもあります。

 

 通知表

 

子どもたちの「あゆみ」が分かる多彩な通知表

 

学校オリジナルの通知表を自在に作成

 これまでは、形や内容が固定化されている通知表が一般的できした。

 「校務の情報化」が行われると、学校の教育目標に即した通知表や子どもたちの様々な「あゆみ」を分かりやすく伝える通知表が作成できます。

 例えば、以下のような通知表を作成できます。

 

1.賞状が一緒に保管できる通知表

「各教科の学習の記録」の評価・評定や「行動の記録」だけでなく、様々な活動における賞状や記録証などを一緒に挟み込んで、保管できる通知表です。

 

2.単元ごとの評価が分かる通知表

教科によって、単元ごとの表れを記録できる通知表です。

 

3.顔写真が入った通知表

学級の集合写真や児童生徒「ひとりひとり」の顔写真が入った通知表です。

 

4.成長の記録が分かる通知表

1年間だけではなく、6年間・3年間の「あゆみ」を連続して見ることができる通知表です。身体測定や新体力テストの記録などの推移を、表やグラフを使い、分かりやすく伝えます。

 

自由な発想で、学校オリジナルの「新しい」通知表を作ることができます。

 

通知表の信頼性が高まる

 

転記ミスがなくなる

 通知表を手書きすると、それぞれの記録を記入するときに転記ミスが発生する可能性があります。また、表計算ソフトを使用した場合でも、リンクのミスや関数の書き換えなどの危険が付きまといます。

 「校務支援システム」なら、一度入力した出欠情報や成績情報などを流用して、成績一覧表や通知表を作成することが出来ます。自動的に転記されるので、転記ミスへの不安もなくなります。

 

評定の基準を統一できる

 評定の基準があいまいであると、学級や教科担当によって評定の基準が違うのではないかと、保護者から不安の声が挙がります。「校務支援システム」を利用すれば、学校で統一された評定の基準を設定して、その基準に従って成績を付けることができます。

 結果として、信頼のおける通知表を渡すことができます。

 

通知表の評価の質が高まる

 

「ひとりひとり」の子どもの良さを見つめた所見

 「校務の情報化」を行うことで、教職員は転記作業の負担感から解放され、その分、保護者や子どもたちに伝える所見などに力を注ぐことができるようになります。

 「校務支援システム」に、日常的に出欠情報、成績情報、子どものよいところなどを入力しておくと、所見を書くときに参考となる情報を参照しながら、文面を考えることが出来ます。

 

 例えば、以下のような情報が参照できます。

  • 学級担任だけではなく、それぞれの教員の目で見た子どものよいところ
  • 前学期の所見
  • 学習の状況や特別活動の様子

 

保護者会や面談

 

保護者へこまめに情報発信

 

保護者への一斉メールで情報伝達

 保護者の携帯電話やコンピュータに一斉にメールを送って、保護者会の予定や懇親会の話題などを伝えることができます。学校と保護者で双方向のやり取りができるようにしておけば、保護者側から「〇〇について教えてほしい」などの要望を聞くこともできます。

 学校と家庭がこまめに連絡を取り合うことによって、子どもたちの成長のために、さらに協力して指導に取り込むことができます。

 

 過去の保護者会の記録を参考に

 

保護者会の資料を教員間で共有

 過去の保護者会の内容は、どの学年の、どの時期の保護者会に、どんな話題を出せばよいか、保護者はどんな資料を求めているかなど参考になることが多いはずです。

 「校務支援システム」に保護者会で使用した資料を登録すると、教員間で共有することができます。過去の資料や経験豊富な教員の資料を参考にすることで、経験の浅い教員でも、適切で、内容豊富な資料を保護者に提供することができます。

 保護者会で出された要望や意見をまとめ、記録として残しておけば、次回以降の対応に生かすことができます。

 

蓄積された豊富なデータをもとに面談

 

生活面での表れを様々な角度から伝える

 「校務支援システム」に、子どもたちや学級に関わる様々な情報を入力しておくと、どの情報をもとに面談ができます。紙ならどこかへ行ってしまうようなデータも、教職員の欲しい資料、保護者に見てもらいたい資料の形で取り出すことができます。

 

 出欠情報・・・毎日、健康で元気に頑張った様子が伝えられる

 日々の様子・・・学級担任だけでなく、それぞれの教職員が見た特別活動や課外活動などで活躍する子どもの様子が伝えられる

 

学習面での表れを正確なデータで示す

 観点ごと、単元ごとの学習の表れを分かりやすく、表やグラフに表すことができます。「校務支援システム」にテストの得点や学習の評価を入力すると、成績の推移や学習の状況を正確なデータとして整理することができます。

 

身体測定や新体力テストの結果も伝える

 児童生徒「ひとりひとり」の体の成長の記録を、グラフに表すことができます。体力面での成長も、新体力テストの結果から、前年度の記録や全国平均値と比較して、伸びを表すことができます。

 様々な角度から、子どもたちの成長を見ることができます。

 

www.penginedu.com

【参考コラム】校務支援システムにこんな誤解ありませんか?

 

何でもかんでもデジタル?

 「何でもかんでもデジタルで!」と頑張る先生、身近にいませんか?新機種を次々購入。新機種を次々購入して「紙も教科書もなくなるよ」と鼻息はますます熱を帯びます。でもちょっと待って。

 短い朝の指導要綱は、紙にマジックで書いた方が早かったりするもの。職員室なら、大きな声での連絡もまた楽し。わざわざ玄関に行って、パソコンを起動し、電子黒板などで「〇〇様ようこそ」と掲示している学校もありますよね。でも、チョークで書いた方が早いような・・・。大事なのは、結果としての効率アップ。デジタルとアナログの融合で効率的な「校務の情報化」を進めましょう。

 

www.penginedu.com